カテゴリー別アーカイブ: 行事・講座案内

「ご坊さんだより」(2023年11月)

2023年11月の桑名別院行事案内です。
「ご坊さんだより」2023年11月号

希望者には郵送、またはメールにてお知らせもいたします。
希望の方はご一報ください。

2023年 桑名別院報恩講について

20231220日(水)から23日(土)まで
桑名別院 にて 報恩講 厳修されます

  宗 祖 親 鸞 聖 人 の 御 祥 月 命 日 を 縁 と し て 勤 ま る 法 要 で す 。 真 宗 門 徒 に と っ て は 一 年 で も っ と も 大 切 で 中 心 と な る 仏 事 と し て 勤 め ら れ て き ま し た 。
親 鸞 聖 人 滅 後 、 門 弟 た ち が 親 鸞 聖 人 の 御 命 日 に お 勤 め を し た こ と に 始 ま り ま す 。 宗 祖 三 十 三 回 忌 の 際 に は 、 第 三 代 覚 如 上 人 が 『 報 恩 講 私 記 』( 式 文 ) を お 作 り に な っ て 法 要 の 次 第 を 調 え ら れ 、 後 に 覚 如 上 人 の 子 ・ 存 覚 上 人 が 『 歎 徳 文 』 を お 作 り に な っ て 法 要 の 次 第 に 加 え ら れ ま し た 。 そ し て 第 八 代 蓮 如 上 人 の 頃 に は 各 地 の 寺 院 ・ 道 場 で も 広 く 勤 ま る よ う に な り ま し た 。
思 え ば 、 私 た ち が 生 き て い く う え に は 親 の 恩 や 師 の 恩 な ど 、 い ろ い ろ な ご 恩 が あ り ま す 。 そ れ ぞ れ 大 切 な こ と で す が 、 報 恩 講 の 恩 と は 、 な に よ り 親 鸞 聖 人 が い た だ か れ た 念 仏 の 教 え に 遇 い 、 自 ら が 生 き る 依 り 処 を 教 え て い た だ い た ご 恩 の こ と で す 。 そ の ご 恩 に 報 謝 し 、 い よ い よ 親 鸞 聖 人 が 明 ら か に さ れ た 真 実 の み 教 え を 聞 信 し 、 共 に 念 仏 申 す 身 と な っ て い く こ と を 誓 う こ と が 報 恩 講 を 勤 め る 大 切 な 意 味 な の で す 。

【法要日程】

12月20日
 (水)
10時30分~ 音楽法要
11時20分~ 法話
尾畑 潤子(員弁組 泉稱寺 衆徒)
13時30分~ 初逮夜法要
14時40分~ 法話
尾畑 潤子(員弁組 泉稱寺 衆徒)
15時30分~  御伝鈔上巻
長澤 隆司(輪番)
12月21日
 (木)
7時00分~ 初晨朝
法話
員辨 暁(別院責任役員)
10時00分~ 初日中法要
11時10分~  法話
田代 俊孝 (員弁組 行順寺 住職)
13時30分~ 中逮夜法要
14時45分~ 親鸞聖人讃仰講演会
講師   藤嶽 明信
(大谷大学名誉教授/三重教学研究室室長)
16時10分~ 御伝鈔下巻
鈴木 勘吾(准堂衆)
12月22日
 (金)
7時00分~ 中晨朝
法話
片山寛隆(別院責任役員)
10時00分~  中日中法要
11時20分~  法話
田代 俊孝(員弁組 行順寺 住職)
13時30分~  結願逮夜法要(本山鍵役御参修)
15時00分~  法話
田代 俊孝(員弁組 行順寺 住職)
12月23日
 (土)
7時00分~ 結願晨朝
法話
長澤 隆司(輪番)
9時00分~ 帰敬式(おかみそり)
10時30分~  法話
池田 勇諦 (桑名組 西恩寺 前住職)
13時00分~ 結願日中法要(本山鍵役御参修)

【帰敬式について】 →  帰敬式案内

【お斎について】
 「お斎 (おとき)」とは元々、一日一食とされた元来仏教の出家者が午前に一度のみいただく食事のこ とをいいます。
 現在では各寺院・御門徒宅での法事の際に用意する食事のことをいい、皆で野菜を持ち寄 って料理をつくり、一緒に食事をする中で、人と人のつながりや信仰を確かめる場として受け継がれて きました。
 今年は味御飯を主としたお弁当形式にて執り行います。また、お味噌汁(桑名別院報恩講伝統の味付け)もご用意いたします。
 ぜひお斎券をお持ちの上、庫裡までお越しください。 なお、お斎券は報恩講のご懇志 1,000 円以上 お納めいただいた方にお渡ししております。 事前に別院かお手次のご寺院、もしくは 当日受付にてお求めください。

【奉仕のご案内】
 報恩講は、真宗門徒お一人お一人のお力をいただきながら準備し、お迎えする仏事です。清掃活動やお斎づくりなど、ご奉仕いただける方がございましたら、別院までお知らせください。
詳細はこちら ➡ 「報恩講 お手伝い 参加申込書」
  ⇩下記のフォームからもお申込みできます
「別院報恩講 お手伝い参加申込フォーム」

【法要詳細】  →  2023年報恩講日程

 

「ご坊さんだより」(2023年10月)

2023年10月の桑名別院行事案内です。
「ご坊さんだより」2023年10月号

希望者には郵送、またはメールにてお知らせもいたします。
希望の方はご一報ください。

桑名別院「秋季彼岸会」のお知らせ

2023年9月20日(水)~26日(火)まで桑名別院「秋季彼岸会」をお勤めいたします。ぜひご参拝くださいますようご案内申し上げます。
▼2023年9月 桑名別院「秋季彼岸会」日程

 期日 午前9時~ 午後1時~
20日(水) 初日中 総経
法話 池田 徹 
 (桑名市 西恩寺)
講題:「不安」を生きる
 21日(木) 総経
 22日(金) 総経
23日(土) (祝) 中日中 総経
法話 中川 和子
  (四日市市 常願寺)
講題:彼岸に憶う の「後生一大事
24日(日) 総経
法話      大橋 宏雄  
(鈴鹿市 淨願寺)
講題:出世の大事
 25日(月) 総経
 26日(火) 結願日中 総経

 

2023年度第1回坊守講座開催のお知らせ

「2023年度 第1回坊守講座」を下記のとおり開催いたします。なお、オンラインでも参加できます。参加ご希望の三重教区坊守会員及び寺族の方は、こちらから申し込みください。

▼2023年度第1回坊守講座▼

▶こちらから案内チラシをダウンロードできます。
2023年度 第1回坊守講座「こころの形~悲しみに寄り添い、共に生きる~」 

 

2023年度聖典基礎講座のお知らせ

2023年度聖典基礎講座(3年連続講座2年度目)が9月よりスタートいたします。

テキストは『一念多念文意』です。親鸞聖人の八十五歳の著作であり、その最終部分には「浄土真宗のならいには、念仏往生ともうすなり。まったく、一念往生・多念往生ともうすことなし。」(『真宗聖典』五四五~六頁)と述べられています。念仏往生の教えは親鸞聖人二十九歳の出発点です。その教えを八十五歳の親鸞聖人が再確認をしておられます。この聖教を通して、私達自身の出発点を学んでいきたいと思います。

皆様のご参加を心からお待ちしております。

【開催概要】

  • 会場:三重同朋会館・Zoom(オンライン併用)
    ※Zoomでご参加いただく方で、欠席された方にはアーカイブ動画を後日お送りいたします。
  • テーマ:「仏に遇う―真の自己・世界に遇う」
  • 日程:
    ■第1回2023年9月29日(金)13:30~16:30
    ■第2回2023年11月30日(木)13:30~16:30
    ■第3回2024年  1月24日(水)13:30~16:30
    ■第4回2024年  3月27日(水)13:30~16:30
    ■第5回2024年   5月29日(水)13:30~16:30
  • 講師:高柳 正裕 (真宗大谷派教学研究所元所員、学仏道場「回光舎」舎主)
    講師からのメッセージ

     『一念多念文意』は、親鸞聖人最晩年に、ある意味、遺言として著されたものです。

    この書を著されたのは、人々に混乱を引き起こしたとして、長男である善鸞を、親鸞聖人が義絶(勘当)された直後です。
    今日でこそ、親鸞聖人は偉人のように神格化されたりもしていますが、自分の子供を勘当して縁を切らざるをえないようにしか育てられなかったことに対しては、批判と不信の声が親鸞聖人には浴びせられたことでしょう。しかしそれよりも、親鸞聖人自身、息子の心の闇を感じ取ることができなかった、自身のまなこの曇りを痛感され、深く懺悔され、その懺悔=南無の心において、この『一念多念文意』を著されたのです。
    息子の心が見えなかった、それは、息子と深く会えていなかったということです。何故見えなかったのか。それは息子の心が「わかっている」と思っていたからでしょう。
    「わかっている」とは、私は「見えている」と思っていたということです。「わかる」とは量ること、評価すること、私の外にあるものとして退けることです。それ故に、敬い、尊ぶことができない。それこそが底なしの無明の実相です。それが自力の執心の底なしの深さです。「わかっている」と思っているのは、相手のことだけではありません。自分のことも自分は「わかっている」と思っている。それゆえに、他者だけではなく、実は自分自身に会えない、無条件に尊べないのです。
    わかっている者、高地から俯瞰し量る者から、一文不知の大地に脱落し、自分自身と出会い、一切衆生・一切の存在と共震する、海の時空が開かれる機縁とならんことを、深く念じるものであります。

                                                           (高柳 正裕)

  • テキスト:『一念多念文意』(真宗聖典)
  • 参加費:3,000円(年間5回分)
    ※会場でご参加の方は初回参加時に受付にてご納入いただき、オンラインでご参加の方は振込先銀行口座をメールにてお知らせいたします。
  • 申込方法:必ずお電話(0594-21-8000)、又は専用申込フォームhttps://forms.gle/ynosFuzt71maGXBA9)から事前にお申込みをお願いします。
  • お問い合わせ:三重教務所 TEL 0594-21-8000

【主催】三重教学研究所 【共催】三重真宗教学学会・特伝推進連絡協議会

お寺deライブ@桑名別院

2023年7月30日(日)に「アフリカンとマリンバお寺deライブ@桑名別院」が行われます。ぜひこの機会に桑名別院におこしください。

▼アフリカンとマリンバお寺deライブ@桑名別院▼

  • 開催日:2023年7月30日(日)13時30分
  • 日 程:
    13時30分~開場
    14時00分~おつとめ・お話・DuoFlumen演奏
    17時30分 修了
  • 出 演:DuoFlumen~NIGA
    山下正樹(ジェンベ)RISA(マリンバ)のユニット。クラシックとアフリカンを統合させ、独自の世界観を音楽で表現。NIGAは2018年6月オーストラリアで結成され、現在九州から北海道まで日本全国の寺院を中心にパフォーマンスを展開している。ユニット名の由来は、善導大師の比喩に出てくる二河白道からいただき、DuoFlumenとはラテン語で二つの河を意味する。
  • 入場料:
    大人/1,500円
    中高生/1,000円
    小学生以下/無料

「ちょっと大人の修学旅行」のお知らせ

このたび中高生を対象とした「ちょっと大人の修学旅行—京都編」を9月16~17日に開催いたします。

今回は、東本願寺での語り合いや、普段行けない 京都を少しだけ大人な気分で散策します。わいわ い・もやもや・ワクワク。ちょっと大人な修学旅行 にみんなで行きませんか?スタッフ一同、皆様の参加を楽しみにお待ちしています。

▼ちょっと大人の修学旅行—京都編▼

わいわい話そう。はじめてあう友達といろんな事を話そう。
もやもやを話そう。思ったことを思ったように話してみよう。でも、ムリに話さなくてもいいよ。
ワクワクしよう。みんなに会えるのを楽しみに待っています。

  • 募集対象:中学1年生~高校3年生
  • 参加費:7,000円
  • 定員:10名
  • 締め切り:2023年8月24日(木)
  • 申込方法:申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上三重教務所に送付ください。

  • その他:
    ①持ち物など、詳細は申込後に連絡します。
    ②参加費には日程中の宿泊・食費・保険代を含みます。
    ③定員に達し次第、募集を締め切ります。