このたび2024年6月14日(金)に同和問題にとりくむ三重県宗教教団連帯会議 前期研修会を開催いたします。
▼同和問題にとりくむ三重県宗教教団連帯会議 前期研修会▼
- 日時:2024年6月14日(金)14時~16時
- 会場:三重同朋会館3階講堂
- 講師:本江 優子 氏(反差別・人権研究所みえ 事務局次長)なぜ部落差別問題について学ぶのか?-部落差別の現状と課題
- 申込方法:所属の教団を通じ、申し込みください。
- 参加費:無料
このたび2024年6月14日(金)に同和問題にとりくむ三重県宗教教団連帯会議 前期研修会を開催いたします。
このたび、「是旃陀羅」問題に関する教区学習会を開催いたします。この学習会を通して「私たちの何が問われているのか」をご一緒に確かめていきたいと思います。
釈尊は空・無常・無我の真理を説かれました。ところが、無明の深い私たちはその真理に背き、仏と出会うことが成り立ちません。その私たちに対して、仏の方から出会おうとし、真理の名のりである本願念仏を受け取る信を成就するのが、『観無量寿経』です。 |
「部落解放運動の願いへの呼応としての『是旃陀羅』問題への向き合い」 廣瀬杲先生は旃陀羅という言葉について、2001 年安居の『講義概要』の中で、「「栴陀羅」の一語が内包している課題は、その語が伝承されて来た数千年に及ぶ人間の歴史の中にあって、国と時との異なりにより、その相を変えて受け伝えられてはいるが、人間自身が造り出した、人間破壊を惹起する、具体的にして根源的な差別語」と述べられています。学習会ではまず、私たちがいま向き合おうとする言葉が、「具体的にして根源的な差別語である」という事実をしっかりと確認したいと思います。 |
≪申込方法≫
全国水平社創立から100年を記念してリニューアルされた「水平社博物館」をたずねます。リニューアルでは、部落差別をはじめ、民族・人種への差別問題など、さまざまな人権課題が取り上げられています。そこで今回の現地研修は、水平社博物館フィールドワークに併せて、大阪市生野区のコリアンタウンをたずね、部落差別問題・民族差別問題などの人権課題を多面的に学習することをとおして、水平社宣言に込められた解放の精神を確かめたいと思います。また、真宗大谷派難波別院は、2019年に山門とホテルなどが一体となるビルとしてリニューアルされており、そこに参拝したいと思います。
本研修は、「三重同宗連」の「後期研修」の現地研修会に併せて、三重教区「差別と人間を考える」協議会の現地研修会を実施します。
一泊の研修をとおして、教宗派の違いを超え、情報交換を含めて親睦をはかり、ともに学び合いたく、下記のとおりご案内申し上げます。
三重教区「差別と人間を考える」協議会 現地研修
水平社創立100年 – 水平社宣言に学ぶ –
在日コリアンの人権・歴史・異文化を学ぶ