昨年秋頃から、世界経済は百年に一度と言われる大不況に直面し、また日本では自死者が11年連続で3万人以上となったと報じられています。そのような時代社会に私たちは生活しています。
人間にはそれぞれの物差しがあり、その物差しの長さは人によって違います。善いか悪いか、好きか嫌いか、損か得か、そうして私たちは、快適で豊かになれるという思いで日常生活を送っています。
仏法は内観道とも言われます。仏の物差しに触れることによって、何が嘘か、何が真かということを見抜く眼を育てていくことが仏法です。
テレホン法話集「心をひらく」30集をお届けします。それぞれの法話から仏の眼を感じていただければと思います。