カテゴリー別アーカイブ: 子どもページ

珍獣?ばけもの?

貘(ばく)向拝の木鼻に多いですね
龍(りゅう)ふすまや屏風に描かれていますね
蜃(しん)木彫のものは珍しいかな
獅子(しし)香炉の蓋の上にも乗っていますよ

お寺で画像のような木彫や瓦を見たことがありますか。向拝(ごはい…本堂の屋根が前方に張り出した部分)の木鼻(きばな…横向きの木が突き出た部分)と屋根瓦に注目してください。どれもふしぎな顔で、一見、動物のようにも見えますが、実在の生き物ではありません。その正体は空想上の「龍」「貘」「獅子」などで「霊獣(れいじゅう)」と呼ばれている獣(けもの)です。
そもそも、災害除けのために飾ったのが始まりといわれていますが、江戸時代よりお寺の装飾工芸として全国へ広まりました。木彫を専門とする職人が数々の現場で、彩色した華やかな作品を作りました。幕府が倹約令を触れてから、彩色を用いない素木(しらき)の彫物となり、彫りを深めてシャープにし、迫力と凄みを求めるようになりました。
それでは、画像の霊獣を紹介します。
貘 悪夢を食べて睡眠中の恐怖から人間を守ってくれます。さらに、貘は鉄や銅を食べる獣で、戦争が始まると武器を作るため鉄や銅がなくなるので、平和な時代にしか生きられません。
 お釈迦様が生まれた時、天に9匹の龍が現れて“甘露(かんろ)の雨”を降らせて祝ったという伝説があるなど、仏教を守る獣とされています。
 ”気(強力なエネルギー)“を吐き出す龍です。他の龍との見分け方は、口から上方へ巻き上がる気を吐く様子を表現しているところです。
獅子 百獣の王ライオンがもとになっている伝説上の生き物です。ライオンが吼えると他の動物が震え上がるように、「阿弥陀様の教え」は人々の目を覚まし真実を明らかにすることをたとえています。

2018年度同朋ジュニア大会参加者募集のお知らせ

2018年8月22日(水)~23日(木)1泊2日の日程で八風キャンプ場(菰野町)にて2018年度同朋ジュニア大会を開催いたします。

夏休みの楽しい思い出をみんなで作りませんか?多くの子どもたちの参加をお待ちしています。

こちらからも詳細をご覧いただけます→2018年度同朋ジュニア大会チラシ

2017年 第10回 花まつり子ども大会 開催のお知らせ♪

4月4日は花まつり!

本年も桑名別院を会場として、おしゃかさまの誕生を祝う行事が、桑名別院(通称:ご坊さん)で行われます。

本堂でお勤めをする「おしゃかさまの誕生会」、大きな白象を引いて寺町を練り歩く「白象パレード」、別院境内でのアトラクションで「ストラックアウト」「缶バッジ作り」、「風船ルーム」、「ゴーカート」などが楽しめます。東本願寺のゆるキャラも来場!更に年はカフェを新設!

桜も満開の頃、桑名別院に出かけませんか♪

●日 時 4/4(火)10時~14時(受付は9時30分から)
●場 所 桑名別院(桑名市北寺町47)
●参加費 100円(昼食代)/1人
<問合せ>三重教務所(0594-21-8000)

詳しくは下記チラシをご覧ください。