「2023年度 第1回坊守講座」を下記のとおり開催いたします。なお、オンラインでも参加できます。参加ご希望の三重教区坊守会員及び寺族の方は、こちらから申し込みください。
▼2023年度第1回坊守講座▼
▶こちらから案内チラシをダウンロードできます。
→2023年度 第1回坊守講座「こころの形~悲しみに寄り添い、共に生きる~」
三重教務所は下記の期間を夏季事務休暇とさせていただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
- 夏季事務休暇期間
2023年8月11日(金・祝)~2023年8月17日(木)
※休暇中いただきました各種申請・講座等のお申込みつきましても、8月18日以降順次ご対応させていただきますのでご了承ください。。
このたび、三重教務所通信2023年8月号を発行いたしました。
三重教区内のご寺院、教区組門徒会員の皆様へは郵送にて送付しております。
また、ホームページからでもご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
併せて三重教区の行事予定表もご覧いただけます。
2023年度聖典基礎講座(3年連続講座2年度目)が9月よりスタートいたします。
テキストは『一念多念文意』です。親鸞聖人の八十五歳の著作であり、その最終部分には「浄土真宗のならいには、念仏往生ともうすなり。まったく、一念往生・多念往生ともうすことなし。」(『真宗聖典』五四五~六頁)と述べられています。念仏往生の教えは親鸞聖人二十九歳の出発点です。その教えを八十五歳の親鸞聖人が再確認をしておられます。この聖教を通して、私達自身の出発点を学んでいきたいと思います。
皆様のご参加を心からお待ちしております。
【開催概要】
- 会場:三重同朋会館・Zoom(オンライン併用)
※Zoomでご参加いただく方で、欠席された方にはアーカイブ動画を後日お送りいたします。
- テーマ:「仏に遇う―真の自己・世界に遇う」
- 日程:
■第1回2023年9月29日(金)13:30~16:30
■第2回2023年11月30日(木)13:30~16:30
■第3回2024年 1月24日(水)13:30~16:30
■第4回2024年 3月27日(水)13:30~16:30
■第5回2024年 5月29日(水)13:30~16:30
- 講師:高柳 正裕 (真宗大谷派教学研究所元所員、学仏道場「回光舎」舎主)
講師からのメッセージ |
『一念多念文意』は、親鸞聖人最晩年に、ある意味、遺言として著されたものです。
この書を著されたのは、人々に混乱を引き起こしたとして、長男である善鸞を、親鸞聖人が義絶(勘当)された直後です。
今日でこそ、親鸞聖人は偉人のように神格化されたりもしていますが、自分の子供を勘当して縁を切らざるをえないようにしか育てられなかったことに対しては、批判と不信の声が親鸞聖人には浴びせられたことでしょう。しかしそれよりも、親鸞聖人自身、息子の心の闇を感じ取ることができなかった、自身のまなこの曇りを痛感され、深く懺悔され、その懺悔=南無の心において、この『一念多念文意』を著されたのです。
息子の心が見えなかった、それは、息子と深く会えていなかったということです。何故見えなかったのか。それは息子の心が「わかっている」と思っていたからでしょう。
「わかっている」とは、私は「見えている」と思っていたということです。「わかる」とは量ること、評価すること、私の外にあるものとして退けることです。それ故に、敬い、尊ぶことができない。それこそが底なしの無明の実相です。それが自力の執心の底なしの深さです。「わかっている」と思っているのは、相手のことだけではありません。自分のことも自分は「わかっている」と思っている。それゆえに、他者だけではなく、実は自分自身に会えない、無条件に尊べないのです。
わかっている者、高地から俯瞰し量る者から、一文不知の大地に脱落し、自分自身と出会い、一切衆生・一切の存在と共震する、海の時空が開かれる機縁とならんことを、深く念じるものであります。
(高柳 正裕)
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- テキスト:『一念多念文意』(真宗聖典)
- 参加費:3,000円(年間5回分)
※会場でご参加の方は初回参加時に受付にてご納入いただき、オンラインでご参加の方は振込先銀行口座をメールにてお知らせいたします。
- 申込方法:必ずお電話(0594-21-8000)、又は専用申込フォームhttps://forms.gle/ynosFuzt71maGXBA9)から事前にお申込みをお願いします。
- お問い合わせ:三重教務所 TEL 0594-21-8000
【主催】三重教学研究所 【共催】三重真宗教学学会・特伝推進連絡協議会
このたび、三重教学研究室第28期の研究員を募集いたします。
▼三重教学研究室第28期 研究員募集▼
藤嶽明信 三重教学研究室長からのメッセージ
三重教学研究室は、仏教を学んでいく学仏道場として開設されました。さまざまな縁を通して、一人ひとりが聖教に向かい合っていく、それはとても大切な学び方だと思います。一方で、話し合いを通してそれぞれの課題や問題を共有し、お互いの課題や問題を教えに尋ねていく、これもまた大切な学び方ではないでしょうか。
親鸞聖人が尊敬された善導大師は、仏の教えを鏡に喩えています。仏の教えを繰り返し学ぶならば、智慧が開発されるのであると述べています。それはちょうど、曇っている鏡でも、根気よく磨き続けるならば、曇りが取り除かれて、物事が明らかに写し出されるようなことだと思います。
鏡を見ることによって髪型や服装の乱れに気づかされるように、鏡に喩えられる仏の教えを学ぶことを通して、私たちにとって大切なこと、確かなことを、共に学んでいきたいと思います。
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- 対象:三重教区内の寺族および門徒であって、毎月の学習会に精勤できる方。※年齢制限はありません。
- 任期:3ヵ年(2023年9月~2026年6月)
- 会場:三重同朋会館 2階または3階講堂
(〒511-0073 桑名市北寺町47 ℡:0594-21-8000)
- 基本日程と研究内容
月例研究会 |
年間8回 程度(13時30分~17時)
・室長による講義 テキスト『現代の聖典』
・聖教の輪読班別座談会
・その他 |
課題別学習 |
年間1~2回(午後2時~午後9時)・研究員が課題としたい内容の学習(2022年は「是旃陀羅」問題について) |
現地研修 |
年間1回(1泊2日または2泊3日)
・研究員の研究課題に併せた地域への研修 |
公開講義 |
年間1~2回(1泊2日研修)
※2023年度は休止
・公開型の研修会研究員以外の参加者と共に学ぶ研修(2022年度『浄土論註』 |
聖典基礎講座 |
年間5回
・公開型の聖教学習。経典に触れながら、真宗の教えに自身を学ぶ |
- 三重教学研究室研究員申込書に記入し、所属寺住職の署名を貰い教務所へ提出してください。
⇒こちらの◆研究員申込書をダウンロードしてください。
- 申し込み締め切りは9月15日(金)。
- 研究員は3年ごとに募集します。 ※開講式は10月6日(木)13:30よりおこないます。
2023年8月の桑名別院行事案内です。
➡「ご坊さんだより」2023年8月号
希望者には郵送もいたします。ご一報ください。
2023年7月30日(日)に「アフリカンとマリンバお寺deライブ@桑名別院」が行われます。ぜひこの機会に桑名別院におこしください。
▼アフリカンとマリンバお寺deライブ@桑名別院▼
- 開催日:2023年7月30日(日)13時30分
- 日 程:
13時30分~開場
14時00分~おつとめ・お話・DuoFlumen演奏
17時30分 修了
- 出 演:DuoFlumen~NIGA
山下正樹(ジェンベ)RISA(マリンバ)のユニット。クラシックとアフリカンを統合させ、独自の世界観を音楽で表現。NIGAは2018年6月オーストラリアで結成され、現在九州から北海道まで日本全国の寺院を中心にパフォーマンスを展開している。ユニット名の由来は、善導大師の比喩に出てくる二河白道からいただき、DuoFlumenとはラテン語で二つの河を意味する。
- 入場料:
大人/1,500円
中高生/1,000円
小学生以下/無料
詳細はこちらをご覧ください。
このたび中高生を対象とした「ちょっと大人の修学旅行—京都編」を9月16~17日に開催いたします。
今回は、東本願寺での語り合いや、普段行けない 京都を少しだけ大人な気分で散策します。わいわ い・もやもや・ワクワク。ちょっと大人な修学旅行 にみんなで行きませんか?スタッフ一同、皆様の参加を楽しみにお待ちしています。
▼ちょっと大人の修学旅行—京都編▼
わいわい話そう。はじめてあう友達といろんな事を話そう。
もやもやを話そう。思ったことを思ったように話してみよう。でも、ムリに話さなくてもいいよ。
ワクワクしよう。みんなに会えるのを楽しみに待っています。
- 募集対象:中学1年生~高校3年生
- 参加費:7,000円
- 定員:10名
- 締め切り:2023年8月24日(木)
- 申込方法:申込書をダウンロードいただき、必要事項をご記入の上三重教務所に送付ください。
- その他:
①持ち物など、詳細は申込後に連絡します。
②参加費には日程中の宿泊・食費・保険代を含みます。
③定員に達し次第、募集を締め切ります。
このたび、三重教務所通信2023年7月号を発行いたしました。
三重教区内のご寺院、教区組門徒会員の皆様へは郵送にて送付しております。
また、ホームページからでもご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
併せて三重教区の行事予定表もご覧いただけます。
真宗大谷派(東本願寺)三重教区・桑名別院本統寺の公式ホームページです。